本日のカップルは新郎がイギリス系カナダ人、新婦が日本人でした。ゲストはカナダ、イギリス、アメリカ、韓国からお越し。
イギリス人の新郎おじさまのご挨拶は、ちょっと皮肉も込めたユーモアと愛が詰まっていて、また新郎のお父様の代わりとしての役目もあり途中で感極まってしまわれたり。合間合間で、私が日本語訳を挟み、皆さんにもその気持ちを分かち合っていただけたことかと思います。前もってスピーチ原稿を用意頂いていたので、ご事情やバックグラウンドなども十分理解し、また使う言葉も厳選することができました。しかしほんまええスピーチでした。。。
結びの方では、新婦のお父様の謝辞。日本語と、英語の対訳をご用意されていたのですが、当日生憎の雨。その事も触れたいとの事で、その箇所は私に英訳をと頼まれていたのですが、その1文にて、「本日は生憎の雨でしたが、この雨が二人のこれまで築き上げてきた努力を流してくれるように…」との事。
うーむ。。。せっかくの努力を、ひとつひとつ洗い流してはいけないかと。。。いやしかし言いたい事はわかる。effortsやなくて difficultiesにしてはどないか。
I believe this rain would wash each of their difficulties they had away.
ちょい意味は違うが、思いは伝わるかと。
バイリンガル司会は常時集中状態なので開いたあとはホンマヘロヘロになるのやが、各国みんなが一緒に気持ちを分かち合えるのが伝わり、何より嬉しく感じる。今回イギリス新郎のおじさまが、日本人客に気持ちが伝えられたことを物凄く感謝してくださった。前もって内容を伝えていただいたいたので、その分最適な言葉選びができたし、開宴前におじさまに段取りを打ち合わせられたからかと。やっぱり準備は周到でなくてはです。