国際結婚式 英語司会

今回の英語司会は、スピーチに関して完全な翻訳を希望されていたので、前もって原稿をいただき訳出、当日はスピーチの話者の後で、英語、もしくは日本語の翻訳をアナウンスするスタイル。このような完全翻訳の場合、原稿を準備ができるが、当日もスピーチ原稿がない場合、スピーチの内容は、会社概要や、新郎新婦が大学で学んできたことなど、かなりマニアック、複雑になることが多く、日本語でも???となることがあるので、アウトライン的な紹介となる。

国際結婚は事前準備がとにかく多い。
進行案内はもちろん、スピーチ内容、イベント説明、新郎新婦紹介など。特に固有名詞に関してはアクセントのチェックを念入りに。当日予想される用語など、できる限り準備。

そして本番は通常の披露宴時間でありながら話す容量は基本的に2倍。いかにポイントをつかんで、長くならないように伝えられるか、また各国のゲストが同じように感じ、同じように笑いのツボがつかめるかがキモ。

しかし異文化の方のスピーチを翻訳するのは面白い。
違う文化背景の上で成り立つ文章もあるので難しい部分はあるけど、それを理解してもらうために単語の置き換えや、最適な表現を見つけるのが楽しい。

終わったらもうクタクタ。

といっても、お開き後、新郎新婦の喜ぶ顔を見たら、疲れもふっとぶのだが。
ナレーション・司会は松好屋