ドイツ放送局DW、広島原爆生存者取材、英語リポーター

ドイツ放送局、DW(ドイチェ・ヴェレ)ラジオ番組、ワールドリンク(英語放送)、よしおこと、松本好恵が広島取材。

原爆の被爆生存者で、現在は(財)広島平和文化センターで語り部として活躍されている、國重昌弘さんに大変貴重な体験談を伺いました。衝撃的な内容ですが、改めて平和とは何であるかじっくり考える機会となりました。下記リンクからお聴きいただけます。

こちらHiroshima survivorは今回取材したDWのページ、
番組全体は、こちらWorldLink – The shadow of violenceからお聴きいただけます。

こちらクリックでプレイヤーで簡単にお聴きいただけます↓

(財)広島平和文化センターで語り部として活躍されている國重昌弘さんは現在84歳。14歳のときに原爆を体験され、その後、この話をするのは、自分にとっても聞くものにとってもいい気分ではないと、家族でさえ話ことを避けてきたのだそうですが、親友のすすめで79歳から語り部を始められたとのことです。その体験、壮絶な話しを伺い、目の前に当時の光景が生生しく浮かんできました。

取材をする前は、取材後は気持ちがどんよりするんだろうな・・・と思っていたのですが、実際貴重な体験談を伺い、またその後の國重さんのポジティブな生き方を聞き、逆に力を分けていただいたような気分になりました。

改めて平和とは何であるかじっくり考える機会となりました。このラジオ放送は、インターネットで試聴可能です。是非お聴きください。

今回もよしおはインタビュアーとして、また英語翻訳、英語レポーター・英語ナレーションも担当しています。またauthorとしてYoshie Matsumoto、おいらの名前も入れていただいてます。

さてジャーナリストの仕事なのですが、今回は、月曜日は朝から取材、帰宅後、音声をローマ字で起こして、それを一文一文翻訳していきます。編集するのはイギリス人なので、どこで何を話しているのか分かるように、タイミングを打っていきます。気付けば水曜日の朝というギラギラ。しかしこれが寝なくても元気なのは、この仕事が本当に好きだからだと思います。

DW(ドイチェ・ヴェレ)はドイツの放送局で、EU圏ではどこでも流れている、ヨーロッパ人なら良く知られている放送局です。日本ならNHK、イギリスならBBC、アメリカならVOAやらなんですが、何しろ日本には支局がないので(他のアジア諸国はあったりする)日本ではあまり知られていないようです。しかし日本ではインターネットでテレビもラジオも視聴できます。ニュースもワールドワイドで、様々な国の情報が得られ、ヨーロッパ、本拠地ドイツの話題、また英語とドイツ語放送があるので、ドイツ語学習にももってこいな放送局ですが、日本も支局があればと。。。

なので、取材前には、いつもインタビュイーにどういう放送局か説明せなアカンのよな。。。